補完食を考える❶ 参考にしたものと我が家のルール

補完食をはじめる前に

補完食を始めるにあたり、参考にしたサイトや、それを元に考えたことなどをまとめました。

補完食に触れたきっかけは、SNSだったような気がします。娘のとき(3年前)との違いに驚きましたが、補完食、いろいろ調べると面白いんですよ!

まず読みたい、WHOと教えて!ドクターさんのPDF

検討材料として何度も読んで参考にさせていただいたもの、実践しながら日々読み返すものはまず下記の2点です。

補完食 母乳で育っている子どもの家庭の食事/Complementary FeedingFamily foods for breastfed children(WHO)
文章量が多めで読むのがやや大変と思われるかもしれませんが、補完食の考え方と、その重要性病気のときの補完食働く母親の授乳の仕方、などわかりやすく丁寧に解説されています。

時間のあるときに少しずつ読むだけでも興味深くとても参考になります! ゆるゆるに進めていてふと不安になったときなど、読み返すと必要な情報がちゃんとあって安心できますよ。

教えてドクター 補完食PDF(教えてドクター こどもの病気とおうちケア)
SNSでおなじみ、長野県佐久市の「教えて!ドクタープロジェクト」さんが補完食についてまとめたPDFです。
WHOのPDF、とっつきにくくわかりづらいと感じる方もいると思うんですよね・・・
こちらは難しく構えることなく受け入れやすく、日本の離乳食と比べて特別なものじゃないよーって寄り添ってくれる内容です。

毎日の補完食で参考にするなら、PDF一枚にまとめてあるこちらがおすすめです!

その他、参考にしたもの

おかだ小児科医院公式ブログ
「おかゆから始めない離乳食」をおすすめする岡田先生のブログ。わたしはこちらを参考に(最初こそおかゆにしたものの)豚バラをまず取り入れました。
MEC食中心に進めた「肉食べビー」の発育の様子が拝見できるのは貴重です。
補完食以外の育児に関する記事も勉強になるものが多いです。

一般社団法人 母子栄養協会
妊娠〜育児全般に役立つ、母子栄養協会さんのサイト。コラムには、補完食の記事やレシピ、進める途中で気になることなど、「離乳食」「補完食」に限らず読みたい情報が盛りだくさんです。近年話題の「BLW」の情報もあり、常にアップデートされた情報に触れられる印象です。

相川晴さんちのゆる補完食(離乳食)
SNSでよくお見かけする相川先生、補完食ブログをされていたことに途中で気づき、以来時々拝見させていただいています。
実際のレシピや量などが具体的なので、参考にしやすいと思います。

ここまででわかったこと

  • ポタージュ状よりゆるくする必要はない。薄すぎるとエネルギーにならない
  • 「米」にこだわらずその国ごとの「主食」を柔軟に取り入れる(日本なら米や小麦?)
  • 「鉄分」「ビタミン」「亜鉛」「カルシウム」を積極的に補う。完母なら特に「鉄分」が不足する
  • 蜂蜜など「赤ちゃんには絶対に与えてはいけないもの」以外はわりとおおらかで良さそう
  • 「お魚は白身から」に医学的根拠はない。鉄分の取れる「赤身」を積極的に与えてOK

量や進め方含め、厳密に決められたルールはなく、その子の体質に合わせて様子を見ながら進めていけばいいのかなと思いました。全体的に、日本の標準的な離乳食よりは、たんぱく質や脂質が多く登場する印象です。

検討の結果決めた、「我が家での」補完食まとめ

ここまでの情報を参考に、これをどう我が家の離乳食に反映するかを考えました。

赤ちゃんが?いきなりお肉を?食べる・・・・・?????
母乳だけで生きてきた赤ちゃんが・・・・・???

など不思議な気持ちになったりしつつ。笑。
まず、大前提として、「不足する栄養素を補う」という部分については、否定する理由がありません。日本式の標準的な離乳食で育った娘は、何の問題もなく健康ですが、より良いものがあるならその方がいいよね、と抵抗なく受け入れました。
お肉や赤身のお魚も、医学的に早めがNGという根拠がないなら、これもOKです。
調味料についても、日本ではバターやオイルは中盤以降に登場するイメージですが、無塩バターなどを上手に使えばこれもOKかなと思いました。

さて、気になったのは、WHOの進める「おかゆにエネルギーとなるものを足す」部分です。
わたし個人としては、これには少し抵抗があり・・・

日本で生きていく上で、「白いごはんを食べられる」て結構重要じゃないですか・・・?

小さい頃は給食で、成長してからは旅館や料亭などで、「白いごはん」て必ず巡り会いますよね。
その時に、何も混ぜない「白いごはん」には抵抗がない方がいいな、というのが現状でのわたしの考え方です。そのため、おかゆには何も混ぜずに、その分のエネルギーは他で補うことにしました。

また、息子はおそらく0歳4月入園の保育園生活になるので、毎日お昼は給食になります。
食べられる品目が多い方が、給食になってからが楽なので、品目は積極的に増やしていくのが良さそうです。
同じ理由で、給食はやっぱり主食が多め。これも一般的な量は食べさせた方が良さそう。

と、いうことで・・・

  • 「鉄分」「ビタミン」「亜鉛」「カルシウム」を積極的に補う、補完食の考え方をベースにする
  • バターやオイルなども敬遠せず使ってエネルギーを補う
  • 「薄すぎる」離乳食にはせずある程度の濃さのものから始める
  • おかゆに何か足すのは最低限
  • 保育園入園になることを考え、品目はどんどん増やす
  • 同じく、保育園以降の生活を考え、主食も一般的な量食べさせる

これを一旦我が家の進め方とし、実践していきます。

以上をなんとなくクリアすればOK!という考えで、あとは進めながら考えようと思います!

息子
息子

ごはんたのしみだよ!

 

この進め方は、我が家の息子には特に問題ありませんでしたが、体質や体調などでお子さんに合わないこともあると思います。あくまでも我が家の場合ですので、お子さんにあわせて、必要があればお医者さんとも相談しながら進めてくださいね!

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